不動産物件広告の正しい見方と注意点とは?⑩

不動産物件広告の基礎知識と注意点

不動産物件広告とは、不動産の売買や賃貸のために物件の特徴やメリットを広告することです。しかし、不動産物件広告には、法律や規約によって表示義務や禁止事項があります。これらを守らないと、罰金や処分、損害賠償などのリスクがあります。このテーマでは、不動産物件広告に関するルールや注意点について、Q&A形式で紹介します。

Q1.不動産物件広告に関するルールとは何ですか?

A1.不動産物件広告に関するルールとは、主に次の3つです。

  • 宅建業法
    不動産取引の公正を確保するための法律です。不動産広告には、誇大広告の禁止、広告開始時期の制限、取引態様の明示などの規制があります。
  •  景品表示法
    商品やサービスの広告に関する法律です。不動産広告には、優良誤認表示や有利誤認表示などの不当表示の禁止、おとり広告などの指定表示の禁止などの規制があります。
  • 不動産の公正競争規約
    不動産業界の自主規制団体である不動産公正取引協議会が定めた不動産広告に関する規約です。不動産広告には、物件の内容や取引条件などに関する表示義務や表示基準、特定用語の使用基準、不当な二重価格表示やおとり広告などの禁止事項などの規制があります。

Q2.不動産物件広告には、どのような表示義務がありますか?

A2.不動産物件広告には、物件の内容や取引条件などに関する表示義務があります。表示義務の対象となる広告は、物件自体やモデルルーム、チラシやパンフレット、ポスターや看板、新聞や雑誌、インターネットなど、さまざまな媒体によるものです。表示義務の内容は、物件の種類や取引の形態によって異なりますが、一般的には、以下のようなものがあります。

  • 物件の所在地
    都道府県、市区町村、字及び地番を表示します。ただし、建物の場合は地番を除くことができます。
  • 交通の利便性
    最寄り駅もしくは最寄りの停留所の名称および徒歩所要時間を表示します。
  • 面積
    土地の面積はメートル法で表示します。建物の面積は延べ面積を表示し、車庫や地下室などの面積を含む場合は、その旨と面積も表示します。
  • 物件の形質
    居室として認められない納戸、その他の部分については、納戸と明示します。地目は登記地目を表示し、現況地目と異なる場合は現況地目を併記します。リフォームまたは改築を表示する場合は、リフォーム内容や時期を明示します。
  • 設備・施設等
    水道は公営水道・施設水道もしくは井戸など、別の表示をします。ガスは都市ガスもしくはLPガスなどの表示をします。
  • 価格・賃料
    土地は1区画、建物は1戸あたりの価格を表示します。賃料・管理費・共益費は1ヶ月あたりの料金を表示します。
  • 取引態様
    売主や貸主、代理、媒介などはこれらの用語を使って表示します。
  • 住宅ローン等
    住宅ローンは、金融機関の名称もしくは商号または銀行や金利などの種類を明示して表示します。

Q3.不動産物件広告には、どのような禁止事項がありますか?

A3.不動産物件広告には、次のような禁止事項があります。

  • 不当な二重価格表示
    同一の物件について、異なる価格を表示することは禁止されています。例えば、物件の価格を「1,000万円」と表示した広告と「1,200万円」と表示した広告を同時に出すことはできません。
  • おとり広告
    取引できない不動産や取引する意思がない不動産を広告することは禁止されています。例えば、すでに売却済みや賃貸中の物件や、実在しない物件を広告することはできません。

まとめ

このテーマでは、不動産物件広告に関するルールや注意点について、Q&A形式で紹介しました。不動産物件広告には、法律や規約によって表示義務や禁止事項があります。これらを守らないと、罰金や処分、損害賠償などのリスクがあります。不動産物件広告を作成する際には、これらのルールや注意点をしっかりと理解しておくことが重要です。また、不動産物件広告を見る際には、これらのルールや注意点を参考にして、物件の情報を正しく判断することが必要です。これらを参考にして、自分に合った物件を見つけることができれば幸いです。

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大和市南林間1丁目 売店舗

大和市南林間 売店舗
【南林間駅徒歩3分!安定収益が期待できるオーナーチェンジ物件】
駅近の商業エリアで、安定した賃貸収入を得られる魅力的な投資物件!

神奈川県大和市南林間1丁目に位置するこちらの売店舗物件は、小田急江ノ島線「南林間」駅から徒歩わずか3分という好立地にあり、現在は焼肉店が賃貸中のオーナーチェンジ物件です。商業地域ならではの高い集客力を活かし、将来的な事業展開や資産形成に非常に適した物件として注目されています。安定した賃貸収入を見込みつつ、今後のビジネス展開にも対応可能な投資先をお探しの方におすすめです。

【物件の概要】
所在地:神奈川県大和市南林間1丁目
価格:1,980万円
専有面積:34.17㎡
構造:SRC(鉄骨鉄筋コンクリート造)地上3階・地下1階建ての1階部分
築年数:1977年7月
利回り:8.36%(年間想定家賃収入:165.6万円)
この物件は、現在賃貸中の焼肉店からの安定した家賃収入が見込めるオーナーチェンジ物件です。物件自体の管理費は月額7,300円と低コストで、長期的な運用にも適しています。

【物件の特徴】
好立地による高い集客力:小田急江ノ島線「南林間」駅から徒歩3分という抜群の立地条件。さらに、周辺にはスーパーや商業施設が多数あり、集客力が高いことが見込めます。賃貸物件としてはもちろん、将来的な事業の拡大や業種変更にも対応可能な場所です。

用途地域:商業地域:この物件は商業地域に位置しており、業種に制限がありません。容積率は400%で、多様なビジネス展開が可能です。現在は飲食店が営業中ですが、他業種への転用も容易に検討できます。オフィスやクリニック、美容サロンなど、多彩な事業展開が期待できます。

堅牢な建物構造:SRC造の建物は耐久性が高く、長期的な使用にも向いています。築年数は古いものの、堅固な構造が維持されており、投資物件としての安心感も魅力のひとつです。

【収益性と将来性】
現在賃貸中のため、購入後すぐに賃貸収入が得られる点が大きなメリットです。年間想定家賃収入は165.6万円、利回りは8.36%と、安定した収益を期待できます。また、南林間駅周辺は商業エリアとして発展しており、今後の不動産価値の上昇や賃料増加の可能性も十分に考えられます。

【将来の転用や再利用も視野に】
賃貸物件として運用するだけでなく、将来的な事業拡大やビジネスの転用を考える方にも魅力的です。容積率400%を活かした建物の増築やリノベーションなど、さらなる資産価値の向上も視野に入れられます。業種制限がないため、自由度の高い運用が可能です。

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アクセス:
小田急江ノ島線「南林間」駅 徒歩3分
小田急江ノ島線「鶴間」駅 徒歩9分
東急田園都市線「中央林間」駅 徒歩20分
南林間駅近の商業地域で、利回りの高い投資をお考えの方にぜひご検討いただきたい物件です。