賢く取り組む!住まいの耐震補強の重要性と具体的な方法⑤

耐震補強の費用と補助金

前回は、耐震補強の種類と特徴についてお話しました。今回は、耐震補強の費用と補助金についてお話しします。耐震補強を行うことで、様々なメリットがありますが、その反面、工事費用は高額になることが多いです。しかし、心配しないでください。耐震補強には、国や自治体からの補助金や減税などの支援制度があります。それでは、具体的に見ていきましょう。

1.耐震補強の費用

耐震補強の費用は、建物の構造や状態、補強方法や工法、工事規模や期間などによって異なります。一般的には、以下のような目安があります。

基礎補強約50万円~300万円
柱や梁の補強約100万円~500万円
壁や床の補強約50万円~200万円

これらの費用は、あくまで参考値です。実際には、建物の調査や診断、設計や見積もりを行ってから、正確な費用が決まります。また、工事中に予期せぬ問題が発生した場合は、追加費用がかかる可能性もあります。

2.耐震補強の補助金

耐震補強の費用を軽減するためには、国や自治体からの補助金を利用することができます。補助金とは、国や自治体が住宅所有者に対して無償で支給する金銭です。補助金には、以下のような種類があります。

  • 国土交通省の「住宅・建築物等耐震改修促進事業」
    1981年以前に建てられた木造住宅や鉄筋コンクリート造住宅などに対して、耐震診断費用や耐震改修工事費用の一部を補助します。補助率は最大2/3で、上限額は木造住宅で100万円、鉄筋コンクリート造住宅で300万円です。
  • 環境省の「地球温暖化対策住宅・建築物等改修促進事業」
    1980年以前に建てられた木造住宅や鉄筋コンクリート造住宅などに対して、断熱性能や省エネ性能を向上させる改修工事と同時に耐震改修工事を行う場合に、改修工事費用の一部を補助します。補助率は最大1/2で、上限額は木造住宅で150万円、鉄筋コンクリート造住宅で450万円です。
  • 都道府県や市町村の「地方公共団体による耐震改修補助事業」
    国の補助金とは別に、都道府県や市町村が独自に設定した基準に基づいて、耐震診断費用や耐震改修工事費用の一部を補助します。補助率や上限額は、地方公共団体によって異なります。

これらの補助金を利用するには、事前に申請や審査が必要です。また、補助金の予算は限られているため、先着順や抽選で決まる場合があります。そのため、早めに情報収集や手続きを行うことが重要です。

3.耐震補強の減税

耐震補強の費用を軽減するためには、減税も利用することができます。減税とは、国や自治体が住宅所有者に対して課税する金額を減らす制度です。減税には、以下のような種類があります。

  • 所得税の「住宅借入金等特別控除」
    1981年以前に建てられた住宅に対して、耐震診断費用や耐震改修工事費用を借入金で支払った場合に、所得税から一定額を控除できます。控除額は年間最大40万円で、10年間適用できます。
  • 固定資産税の「住宅・建築物等耐震改修促進事業」
    1981年以前に建てられた住宅や建築物に対して、耐震診断費用や耐震改修工事費用を支払った場合に、固定資産税から一定額を控除できます。控除額は改修工事費用の1/4で、上限額は木造住宅で25万円、鉄筋コンクリート造住宅で75万円です。
  • 登録免許税の「登録免許税法施行規則」
    1981年以前に建てられた住宅や建築物に対して、耐震診断費用や耐震改修工事費用を支払った場合に、登録免許税から一定額を免除されます。免除額は登録免許税の1/2で、上限額は木造住宅で5万円、鉄筋コンクリート造住宅で15万円です。

これらの減税を利用するには、事前に申告や届出が必要です。また、減税の条件や期間は、制度によって異なります。そのため、詳細な内容や手続き方法は、国税庁や自治体などの関係機関に確認することが必要です。

以上が、耐震補強の費用と補助金についての説明です。

まとめ

住まいの耐震補強は、高額な費用がかかることが多いですが、補助金や減税などの支援制度を利用することで、負担を軽減することができます。補助金は、国や自治体が無償で支給する金銭で、耐震診断費用や耐震改修工事費用の一部をカバーします。減税は、国や自治体が課税する金額を減らす制度で、所得税や固定資産税や登録免許税などから一定額を控除できます。これらの支援制度を利用するには、事前に申請や審査が必要です。そのため、早めに情報収集や手続きを行うことが重要です。

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